防水修繕工事というと、修繕から部分的な工事のイメージですが、実際には既に設置されている防水層を新たにリニューアルするものだと知らない人もいるのではないでしょうか。
防水修繕工事は基本的に全面的に施工が行われるもので、既存の防水層を撤去してから工事のスタートとなります。
中には上から施工できる防水修繕工事もありますが、長期的な信頼性や耐久性、寿命を考慮するなら撤去してからの方が良いです。
撤去することで下地を念入りに造ることができますし、下地がしっかりすれば防水修繕工事の質、完成度が高まります。
綺麗に仕上がり長期耐久性も得られますから、信頼性もアップして寿命にも期待できる結果に至ります。
一時的とはいえ防水性能が損なわれるので、施工のタイミングは重要になってきますが、専門的な業者であれば手際良く作業してくれるので安心です。
施工の種類にもよりますが塗料を塗るタイプなら形状を問いませんし、全面的に安定した品質に仕上がるシート、短時間で防水性能が発揮されるアスファルトも選べるので、いずれも魅力的だといえるのではないでしょうか。
戸建て住宅はもちろんのこと、マンションやアパートでも約10年に1度は外壁周辺の防水修繕工事をすることが大切です。
常に雨風にさらされる場所なので、しっかりとメンテナンスをしないといけません。
そこでここでは、防水修繕工事の際に必ず時間をかけて実施をする施工をご紹介します。
それは修繕する場所のカビをしっかりと洗い落とすことです。
なぜその必要があるのかというと、カビが残っていることで防水塗料の付着能力が大幅に低下するからです。
洗い落とす方法は一般的には高圧洗浄機を駆使され、水洗いで完了します。
防水修繕工事では多くの会社でこの作業に2日ほどの期間を掛けて対応をされており、そこから塗料を塗布していくわけです。
なお、防水修繕工事は春から秋にかけて実施をするのが好ましく、2週間程度の作業となります。
冬だと乾燥させるのに時間が掛かるので、時期としては避けるのが賢明といえるときです。
梅雨も天候が良くないのでおすすめできません。
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